PL配合顆粒って?
PL配合顆粒。
このパッケージ見たことありますか?
風邪をひいたとき病院・薬局でもらう薬の定番!
風邪をひいたら毎回もらっている方も多いのでは?
ではなぜこんなによく使われているのでしょうか?
ちょっとだけ詳しく見てみましょう。
●PL配合顆粒
・サリチルアミド 270 mg
・アセトアミノフェン 150 mg
・プロメタジンメチレンジサリチル酸塩(以下プロメタジン) 13.5 mg
・無水カフェイン 60 mg
はい、カタカナ多すぎですよね、、
PLには4種類の薬が入っているんです。
一つ一つ見てみると、、、
「サリチルアミド」→熱を下げて痛みも和らげます(効果は普通)
「アセトアミノフェン」→これも熱と痛みを抑えます(効果は弱め)
「プロメタジン」→鼻水・鼻づまり、アレルギーを抑えます(いわゆる抗ヒスタミン剤)
「無水カフェイン」→プロメタジンの副作用「眠気」を抑えます
これらを合わせることで、、、
「発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」
「咽頭痛」「鼻水」「鼻づまり」というたくさんの症状をカバーできるのです。
このため、
風邪の一般的な症状を抑えるためによく使われるのですね。
便利な薬ですがやはりお薬。
副作用は必ずあります。
PL顆粒で特に出やすいのは
抗ヒスタミン剤特有の、、、「眠気」と「口の渇き」
解熱鎮痛剤によくある、、、「胃痛」や「胃の不快感」
他にもおしっこが出にくくなったりなどいろいろあるのですが、、
まずは薬を飲んで不調が出たらすぐ医師or薬剤師に聞くのが一番です!
病院で処方される薬ですので、市販薬より「薬の効果」は高いです。
その分、副作用が強く出たり、緑内障や前立腺肥大症を悪化させてしまうことがあるので、
必ず医師の管理の上で使うようにしましょう!