紫外線のお話し その2 ~正しい紫外線対策
紫外線のお話し その1 では地表に降り注ぐ紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類あることを紹介しました
どちらに関しても、浴びすぎると人体には悪影響を及ぼしてしまいます
今回はその紫外線をどうやって防げばいいか、対策方法を紹介します
- 紫外線の浴びすぎを防ぐ方法
- 紫外線の強い時間帯を避けよう
- 日陰を活用しよう
- 帽子や日傘を上手に利用
- 衣服選びも気を付けよう
- 日焼け止めを使おう
- サングラスを着用しよう
- リップクリームも利用
- 日焼けをしてしまったら
- 日焼けをしてからでは遅いです
紫外線の浴びすぎを防ぐ方法
紫外線の強い時間帯を避けよう
紫外線は太陽が最も高くなる時、正午前後(午前10時~午後2時)に一番強くなります
外出が必要な方はこの時間帯を避けたほうが無難です
日陰を活用しよう
直射日光を避けることで浴びる紫外線量を抑えることができます
しかし、空気中で散乱したり地面や建物から反射するものもありますので日陰に入っていても紫外線を浴びていることを忘れないようにしましょう
帽子や日傘を上手に利用
帽子や日傘は持ち運べる日陰のようなものです、直射日光を遮るのにはとても効果的です
帽子はつばの幅が広いものを選びましょう
日傘は外側が白色、内側が黒色のものがおすすめです
衣服選びも気を付けよう
布地の目が大きいものは紫外線が透過しやすいので注意しましょう
素材としては綿よりもポリエステルのほうが透過量が小さくなります
染料が紫外線を十分吸収するので、薄い色でも大丈夫です
日焼け止めを使おう
顔など衣服で覆えない部分は日焼け止めを活用しましょう
日常用、レジャー用と強さの違う日焼け止めを使い分けましょう
大事なことはこまめに塗りなおすこと、首の後ろ側など塗り忘れやすい部位もチェックしてください
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サングラスを着用しよう
目に入る紫外線は太陽が高い時ではなく低い位置にあるときのほうが多くなります
紫外線が目に入ると角膜炎・白内障・翼状片などの病気を引き起こすことがあります
UVカットのレンズを使ったサングラスを使用することで、90%の紫外線量を減らすことができます
リップクリームも利用
唇が日焼けしてしまうと、乾燥して皮がむけひび割れたり、唇の縦ジワが深くなったりします。
リップクリームもUVカット効果のあるものを選びましょう
日焼けをしてしまったら
日焼けをしてしまったら、なるべく早く肌を冷やしましょう
濡れタオルや氷、保冷剤などでほてりや赤みを抑えてください
ある程度落ち着いたら保湿クリームやローションでしっかり肌の補水
水ぶくれや炎症、痛みがひどいときは病院で診てもらいましょう
日焼けをしてからでは遅いです
日焼けをしてからのケアは炎症や痛みを抑えることはできます
ですが、長期的に見ると肌へのダメージは確実に残ってしまいます
肌の老化を加速させないためにしっかり日焼け予防を心がけましょう